ロフォフォラ（実生）／烏羽玉

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ロフォフォラ（実生）／烏羽玉
Lophophora williamsii
原生地：アメリカ南西部州、メキシコ・ケレタロ州
写真撮影:2022.2.11
全体の高さ（鉢含む）：73㎜程度
個体のサイズ：Φ29㎜
鉢のサイズ：Φ92㎜×H72㎜×口径76㎜
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アメリア・テキサス州南部～メキシコ中部が原生のサボテンで数種類あります。棘はなく、プニプニ柔らかく弾力のあるのが特徴。一般的なサボテンと違い、棘はなく刺座（アレオーレ）からは毛だけが出ています。稜はありますが踏み潰されたような何とも愛嬌のある容姿をしたシャコタンフォルムです。
今回ご紹介する「烏羽玉」は濃緑色に白粉を帯びた質感で、直径70～80㎜程度まで大きく生長します。花は頂部から約20㎜程でピンク色をしており、春から夏に咲かせます。原生地では石灰岩質の土壌に地面に半分埋まって育ちます。年間を通して雨の当たらない風通しのよい所に置きましょう。
夏型のサボテンなので、春～秋の暖かい時期は水やりが必要ですが、真夏の猛烈に暑い時期はやや控えめの水やりを行ってください。春・秋が最も生長しますのでたっぷり水やりし、しっかり乾いたら水やりするを基本にしてください。11～2月の寒い時期は断水せずに少量の水やりを行ってください。ロフォフォラ属は極度な乾燥を嫌いますので放置プレイは厳禁です。また、水やりの際はジャブジャブ上から水を掛けずに株元にやさしく行ってください。
梅雨明けと同時に強烈な日差しの日本の夏は葉焼けを起こしてしまうので、遮光率30％程度の遮光ネットなどで日差しを和らげるようにしてください。
上記を参考にしながら、皆さんの栽培環境に合った上手な管理方法を見つけてくださいね。